2024年8月14日(水)
検査技術科学分野の大学院生らが、緑茶ペットボトル飲料の、保存可能性について検証しました
検査技術科学分野の大学院生(賀来ながら、河内美帆、宮沢美里、今井真奈美)および佐藤拓一教授らの研究グループは、日本で多種販売されている緑茶ペットボトル飲料に着目し、唾液由来細菌の生育について、烏龍茶と比較するスクリーニング実験を実施しました。
その結果、緑茶で増える細菌が口腔細菌のStreptococcusに加えて、Limosilactobacillusなどの旧Lactobacillusであること、細菌が増えにくい烏龍茶に加えて、2種類の緑茶ペットボトル飲料が保存に適していることが示唆されました。
なお、本研究成果は、2024年8月14日付で、Journal of Oral Biosciences誌に掲載されました。詳細については、Journal of Oral Biosciences, Vol. 66, No. 3をご覧下さい。